2010年5月22日土曜日

キャッチコピーについて

最近キャッチコピーに興味がわいている。
はじめはPixivの絵にコメントを付けたり、掲示板でコメントを付けると言うコメ職人気取りを気取っていたわけだ。

続けているうちに短いコメントを付けることの難しさに気がついてきた。
ユーモアだったり、言葉選びだったり、板の雰囲気だったり色々だ。
こうなるとコメ職人の延長上にキャッチコピーというものも気になりだす。
ここは一つキャッチコピーに必要そうなものをちょっと考えてみよう。
こう考えて色々乱雑に書いてしまった。






-0 キャッチコピーはまず目立つこと
やはりこれは外せない。
第一印象が大事。





-1 TPOとターゲット層をわきまえないといけない
フレンドリーだったり、若者言葉をわきまえてないといけなかったり、文化の違いや考え方に注意したり。
共感を呼べるように選定したり、読んだ人が楽しくなったり気持ちよい言葉を選ばないといけない。
それに、一旦飛び立ったキャッチコピーはどこで使われるか分からない。
例えば流行語になることを狙ったなら、日常のどんな場所でどんな声で使えるかを考えたりしないとだめだと思う。
使われるときと場所を想定しないといけない。
でもそれ以上に一瞬の魅力だとは思う。




-2 キャッチコピーは字面も大事。
字というものは基本形が決まっている。
そのため、字を並べたとき、キャッチコピー全体の見た目のデザインが決まってしまう。
漢字が多いとごちゃごちゃ感じるし、ひらがなだとすっきり軽い見た目になる。

例えばこんな感じだ。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=166792
リンク先では、ビューンとどこまでも突き抜けて気持ちよくアクセルをまわせそうな道路がお待ちかね。


このキャッチコピー、もともとは漢字だらけのキャッチコピーだった。
漢字が並び過ぎてビューんという文字の気持ちよさなんかどこにもなかった。
カタカナに変えたことで、文字の並びに軽さが生まれ、ビューンという言葉の持つ軽さも際立つ。
いいキャッチコピーモドキだと思う(プロでないのでモドキです)


重さや軽さを回避するために、フォントを選定するのだがそこに限界はある。
美術や芸術でなく商売に関係する以上やはりフォントは読めねばならない。
文字の基本形を崩さないと言う制約の中でフォントが作られるとなれば、文字の並びや線の密度を意識したキャッチコピーが必須。
というわけだ。

それにキャッチコピーはどこでどんな形で使われるかも分からない。
いつでもどこでも好きなフォントと言うわけにもいかないし、文字のサイズは紙面の小さな字から、巨大な看板まで幅は広い。
それにキャッチコピーとセットになるイラストなどもなになるか分からない。
パートナーを好きには選べないのだ。



他にもあるだろうけど、あまり長くなってもしょうがない。
こんなものだろうか?

ああ、タイトルを工夫するのを忘れていた、片手落ちだね。

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